便利すぎるJupyter(IPython Notebook)に今頃気づく
Pythonをいじっていると、ソースを長々と書く段階に至る前に、ちょこちょこと数行程度で動きを試してみたいという事がよくある。エディターで保存して実行でも良いのだが、少々回りくどい。かといって、ターミナルから直接コードを入れると、1つ間違えばやり直してな具合で、これも結構面倒くさい。
これまで読んだ本などの端々に、IPythonいいよねというものを見て、実際に試してもみたのだが、イマイチ何が嬉しいのかよく分からなかったのだが、IPython NotebookからのJupyterというWebアプリを使って見て、ようやくその良さが分かってきた。
参考にしたのはこちら。
www.task-notes.com
実際にはインストールは済んでいたので、そのまま起動すれば大丈夫だった。
$ jupyter notebook
あたらしいNotebookを使って、コメントを入れたりコードを試しながらすべて記録していける。いったん入れたコードに間違いがあってエラーが出た場合でも、必要な場所のみコードを書き換えて、そのセルを再実行すれば良い。これは楽だ。
正直、IPython Notebookは、もう少し高度な計算とかをするときのためのモノだと思っていたが、そんな高度な事をやらない場合でも、十分すぎる程役に立つツールだと実感。今後はデフォルトでこちらを使う事が増えそうな予感。
公式ドキュメントはこちら。
Jupyter Documentation — Jupyter Documentation 4.1.0 documentation
本で読みたい場合はこちらなどが参考になると思う。
IPythonデータサイエンスクックブック ―対話型コンピューティングと可視化のためのレシピ集
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