初めてジーニアスバーを使ってみた話

バッテリーがへたる

家のPCをMacに変えてから早10年。我が家で一番新しい一番新しいMBP Retina early 2013 が主力となっている訳ですが、最近バッテリー駆動時間がやたら短くなる?という現象に苛まれております。

 

いつもは書斎で電源ケーブルに繋がれているMBPを居間に持ってきてカタカタやり始めて、30分から1時間経って、調子が乗ってきた頃になると勝手にシャットダウンする時のテンションのダダ下がりと言ったら…

 

いつもなら、もう3年以上経つし、これは買い替えかなと衝動に走ってしまうところですが、嫁に「電池の問題でしょ?(=買い換えるとか馬鹿なの?)」という心温まる助言を受け、いろいろ調べることに。

 

DO IT YOURSELF!

Mac ノートブックのバッテリーについて - Apple サポート

 

これに載っているOptionキーを押しながらバッテリーアイコン🔋をクリックする方法で調べてみると、表示は"Service Battery"になっており、「今すぐ交換」とのこと。やはり、バッテリーの交換時期が来ている模様。

 

実は、2007年に買った我が家としては初代のMacbookでも、購入後3年ちょっとして、トラックパッドの下のボタンが押せなくなるという問題が発生し、裏蓋開けてみればバッテリーが膨張していたという事がありました。その当時は上海に住んでいて、まだアップルストアも上海にはなかった頃なので、自分でバッテリーを取り寄せて交換するしかなかった訳で。

 

という事は、今のMBPでも自分でやろうと思えばできるなという事で、調べてみるとやっぱりバッテリーだけ単体で売ってました。

 

 

なぜジーニアスバーへ?

普段なら、これをポチッと行く感じなのですが、よくよく考えると現在平日は出張中の身。貴重な週末をこの作業に割かれるのは少し勿体ない気がして、家からそう遠くないところにApple Storeもあるわけだし、たまにはジーニアスバーを使ってみるかということにしてみました。MBPのバッテリー交換は19,800円+税。高いといえば高いですが、1回ぐらい経験しても良いかなということで予約を取って渋谷のApple Storeに向かったのでした。

日曜の夜、普段なら絶対行かない時間帯に渋谷の街に降り立ち、アップルストアへ向かいます。スタッフに斯く斯く然々と話すと、2階のカウンターに通されます。まだ予約の時間まで少し時間があったので、 初期チェックをしてもらったところ、バッテリーも正常だという表示が出てきたので、内心「少し交換を焦りすぎたかな」と思った頃に担当の方が見えられました。

 

状況を伝えて、初期チェックでも問題がなさそうですねというところで、念の為、電源ケーブルを外して調べてみることになります。当初100%フル充電と表示されたところでみるみる数字が減っていき、1分ほどで96%まで下がる事を確認。 ま、最後まで直線的になくなるわけではないでしょうけど、単純計算で25分しかバッテリーが持たないとなると、やはりバッテリーに異常があると思うので交換した方が良いというアドバイスをもらいました。

ということで、だいたい3-5営業日、余裕を見て1週間程度の預かりとなり、我が家のMBPは入院することになりました。

 

こぼれ話

自分はPCを買う場合、CTOオプションがある場合は基本的にフル装備をする方向にしていました。これまでの癖で、CPUやメモリは毎年のように倍々ゲームで増えていく事が当然だったので、長く使うためには必要だと思っていたからです。なので、2013年3月に買ったこのMBPもCPUはi7 3.0GHz、メモリ8GBと当時にしては贅沢な?スペックだった訳です。

 

ふと買い換えが頭をよぎったときに、年末に支給された(これから3年間使う)会社のThinkpadのCPUも同じくi7だった事を思い出し、さすがに今買い換えるのは勿体なさ過ぎると気づいたのでした。ということで、バッテリー換装と相成ったMBPはあと3年ぐらいは使おうと思います。