Nero光へ切り替える その1

このコロナ禍の環境でありますが、実家の光回線をFlets光からNuro光に変えるというお話です。正式にはまだ開通していないので、続編を書く予定です。

Nuroに切り替えようとした契機

きっかけはウザい電話から

実家に帰った際の快適なネット環境を確保するために、数年前にFlets光を導入した実家。NTTの部分は両親負担、プロバイダ(So-net)の部分は自分で負担という形式でやってきていました。我が実家は東京駅からJRで約1時間、通勤圏のギリギリ端っこというような立地であり、光回線が我が街までやってきたという話を聞きつけて早々に契約した記憶があります。

実は去年ぐらいから、何度かこれまでよりも安くなります、電話だけで手続きができますという感じでNuro光の売り込みの電話がかかっていたのですが、これまではまともに取り合っていませんでした。というのも自分ではプロバイダ部分しか支払っておらず、そこまで割高という感覚がなかったこと、会社勤めで工事立ち会いのスケジュールを割くのが無理だと思っていたこと、さらに言えば電話だけで切り替えができるというのが、どう考えても怪しかったので実家に説明資料を送ってくれの一点張りだったのです。

ところが、このコロナ禍で在宅勤務になった折、場合によっては実家から働くケースもあるかもなんて考えている最中に、再び電話Nuro光からの勧誘電話が。もう少し真面目に話を聞くことにしたのです。

セールストーク自体はあまり引っかからず

最初に電話口に出たのがおそらくパートの方。あらかじめ用意されたセールストーク読み上げて並べ立ててきましたが、ポイントはこれまでよりも2,000円ぐらい安くなるよという点と、Fletsが最大1gbpsなのに対して、NUROは2gpbsが出るから速いという点に絞られてました。値段は総額では安くなる(So-netに寄せることで自己負担は上がるけど)というのは、すんなり理解できましたが、回線速度が2gmps出るというところをあまりに強調してくるので、ちょっと意地悪なことを聞いてみました。

土井さん「2gpbsになっても、家の中のLANが1gbpsしか出ないんですよね。だからあんまり変わらないんじゃないですか?」

(実家ではなく)東京の自宅は理論値最大1gpbsで、有線接続の場合でGoogle Speed testの実測値が700-850mbpsといったところ。だからこんな質問が口をついて出たのですが、こちらの言っていることが理解できないようで固まっていまい、結局2gbpsなので速いんです!とBroken recordのように繰り返していました。

ま、そこは論点ではないので、契約しても良いよと伝えると、今度は社員なのかパートリーダなのか、もうすこしシニアな人が対応してくれました。ただ、両者とも言っていることは同じで、おそらく前者のパートさんがきちんと説明したかを再チェックしているような感覚でした。とりあえずコレまでと同じく、書面を家に送ってくれと頼んだところ、だいたい1週間ぐらいで届くとのことで、最終的に契約することを承諾して電話を切りました。

宅内工事

知らせは忘れた頃に

電話で契約を承諾した後、実家に連絡をして「So-netから封書が届いたら知らせて欲しい」と頼んでおいたのですが、一向に音沙汰無し。何度か親にたずねてみても、そんな封書は来ていないとのこと。かれこれ半月たったころでしょうか。いきなりSMSにこんなメッセージが送られてきました。

NURO光です。宅内工事日が12/xx(午後後半)で決定致しました。

<2通目>詳細はこちら
https://hikarisvc.jp/xxxx

ちなみに、このリンクをクリックすると、工事予定日などのステータスが確認できるようになっていました。その日に都合が悪ければ、他の日に変更できるようになっているものの、前倒しは難しそうな感じ。延期も数週間単位になりそうで、最初にご提案いただいた日付を受け入れないと、開通時期もそれだけ延びるという感じになりそう。

工事前日、再びSMSでご連絡をいただきました。作業開始時間は16:30-17:00頃になりそうとの連絡が。このコロナ禍なので、できるだけ人混みを避ける交通手段で実家へ移動します。

宅内工事

業者の方は予定時間通りにいらっしゃいました。宅内工事という言葉のイメージから、家の中の配線工事をやるのかと思っていたのですが、実際には屋外を含んだ家の敷地の中の配線工事を実施するとのこと。確かFlets光を入れたときは一日で全作業が終わったのですが、説明によると電柱から家の敷地までの配線はNTTがやる必要があるので、工事が二段階なんだとか。

最初にどのように配線を宅内に引き込むかという相談になります。できるだけ壁に穴を空けなくて良いように、固定電話の配管に光ケーブルを通すのが一般的なようですが、我が実家は築40年弱でそんなオシャレ配管は通っていないことは明らか。Flets光の時にすでに壁に穴を空けて通した経験があるので、大工事かつ関連機器を移設する必要があるのも面倒なので、こちらから「何ならFletsの横に穴空けてもらって通してくれて構いませんよ」とご提案。

すると、業者さんはFlets開通の時に通した穴を確認するなり、「これならもう1本ケーブル通りそうですね」ということで、家の外壁側から穴を確認してもらって、実際にケーブルが通るか確認していただいただき、問題なくケーブルはするっと通ってくれたので、壁にもう1個穴を空けることは回避できました。

その後は屋外、つまり家の敷地との境界まで配線を行っていただき、最後に室内で使う接続機器を設置していただいて作業としては終了。もちろん宅外工事が終わっていないので、機器を設置するだけで電源等は入れていません。作業時間は、かれこれ1時間半ほどかかったでしょうか。時期が時期だけに作業が終わる頃には外は真っ暗になっていました。

残る作業は

宅外工事は年明けに

最後に今後の流れを業者さんに説明いただいたのですが、宅外工事が約3週間後に設定されており、これが終わればNURO光でのインターネット接続は可能になるとのこと。ただ、気がつけば固定電話もNURO光に切り替えることになっており、これが開通するのが、そこからさらに2〜3週間かかるとのこと。そこまで終われば、Fletsは解約しても良いよとのこと。ただ、うちはFlets光電話はやっていなかったので、そこまで待たなくても良いような気もしますが。。。

宅外工事に立ち会いのためにまたやってくることはもちろんですが、固定電話がNURO光に切り替わるときにもまた来る必要があるのかなと考えると、結構面倒な気が。。。固定電話切り替えについては、配線のやり方だけ教えて両親に対応してもらおうか検討中です。

また開通時にレポートを書きたいと思います。
(つづく)