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Appをリリースしてみて感じたこと(2) - ターゲットの設定

Appは小さく始めて、とりあえずリリースしてから機能拡張する方向の方が良い、というのが持論です。特に、新しく開発を始めた個人開発者の場合、あれもこれもと機能を欲張っているうちに、ゴールが見えなくなって、途中で投げ出してしまいやすくなるような気…

Appをリリースしてみて感じたこと(1) - 小さく始めよう

長いこと待たされましたが、レビューそのものは短時間で終わり、自作アプリがApp storeにリリースされ、一応アプリ開発者の端くれになることが出来ました。Pinyin TrainerKentaro Miyagawa無料相当地味なアプリではありますが、(アメリカ西海岸時間-たぶん)9…

Pinyin Trainer (锻炼拼音) - Version 1.0.1 to be released

I uploaded the new version (1.0.1) with bugs fix to App Store today. This version will be available after Apple's review.本日、バグ修正を含んだ新しいバージョン(1.0.1)をApp Storeにアップロードしました。このバージョンはアップルのレビューを経…

Pinyin Trainer - 锻炼拼音 - 2013/09/25 Update

(Japanese version follows) Finally relesed to App Store! (English) The version 1.0 is releaesed to App Store on September 25th 2013!I have already found following small issues in the current released version (1.0) and will be fixed at the …

iOSアプリを作ってみる (8) - Autolayoutに振り回される その1

これもハマったという意味で記事にしておきたいと思います。アプリを作っているときには、iPhone5の縦長ディスプレイ(Retina 4inch, 解像度640*1136、ポイント320*568)をベースに作っていました。実際に、シミュレーターなり、実機(iOS7 beta)で動かしている…

Pinyin Trainer (锻炼拼音) サポートページ (日本語)

News: 2013/9/25ついにリリースされました! ようこそ Pinyin Trainer サポートページへ ひとりの中国語学習者として、中国語を学ぶ上で最も難しいのは、発音を覚えることだと思っています。たとえ数年の中国語学習歴があったとしても、覚えたはずの発音、特…

iOSアプリを作ってみる(7) NSMutableArray 2行以上ないとだめなの?

今回の話題はちょっと細かいですが、結構ハマったのでメモしておきたいと思います。 1文字の単語だけエラーの怪 アプリの基本的な動きが出来て、実際にテストで動かしている時に変な状況に遭遇しました。漢字2文字以上の場合は問題ないにも関わらず、漢字1文…

iOSアプリを作ってみる(5) テーブルに書き込めない その1

だいたいアプリのひな形が出来て、表面上は思ったように動いていても、裏側というか中では思ったように動いていないというケースはよくあります。これから何回かは、そういう平たく言うと「バグつぶし」で気がついた事を書いていこうと思います。 ん?Update…

iOSアプリを作ってみる(6) テーブルに書き込めない その2

ファイルをdocumentフォルダに移せば更新できるよという事は分かりました。次に突き当たったのは、それはどこの事かという疑問です。これを調べてみると、NSDocumentDirectryというのを使うと良さそうだと言うことで、こういうロジックを仕組んでみました。(…

iOSアプリを作ってみる(4) : シングルトンのClassを作る

またしても適当に書いた図からスタートです。前回はデータベースにアクセスしてデータを拾ってくる部分について書きました。今回は、拾ってきたデータを加工する部分の話です。図以上に適当に書いた赤い線で囲われている部分です。一口にデータを加工すると…

iOSアプリを作ってみる(3) : SQLiteと接続してデータの取得をする

先日、勢いで作ってしまった概念図。もうちょっとまじめに作れば良かったのですが、新たに作り直すのも面倒なので、そのまま使ってしまいましょう。今回は、赤い線でくくってある部分、SQLiteに接続してデータを受け取る部分についてです。これもまだ手探り…

iOSアプリを作ってみる(2): Classの基本構成を考えてみた

今回、アプリを作るに当たっていくつかの本だったり、チュートリアル的なWebサイトの記事を読んでみました。その結果分かったのは、MVC (Model-View-Controlloer)というモデルに従いなさいという事。 MVCとは? 小難しい話は、これを読んでください >>> http…

iOSアプリを作ってみる(1) : アプリの基本概念とSQLiteの準備

ということでいきなり始まりましたアプリを作ろう企画。何回シリーズになるか分かりませんが、とりあえず突き進んでみます。 やりたいこと 今回、アプリを作るに当たって、こんな感じかなというイメージを書き出してみました。あくまで希望ベースです。 スタ…

EvernoteとGoogle Documentの中国語OCR機能を比べてみる その3 - JPEGで読み込み

懲りもせずこのシリーズが復活しているのには訳があります。前回、PDFファイルで比較した際には、Google Documentの圧勝という結果に終わったのですが、ふとJPEGで読み込んだらどうなるかという事が頭をよぎりました。Evernoteをお使いの方ならおわかりにな…

中国の携帯にLINEをインストール

記事にするほどの内容ではないかもしれないけど、結構ドツボにはまったのでメモしておきます。話としては簡単で、中国で使っているAndroid携帯にLINEをインストールしようと、Google PlayからLINEを探したのですが、LINEでサーチしても出てこない。今度はGoo…

中国語OCRは他にもある

Google DocumentやEvernoteを使った中国語のOCRについて記事を書きましたが、他の選択肢はないかなと思って、"iOS Chinese OCR"的なキーワードでググってみると、Pleco SoftwareのOCRが結構良いというようなコメントをチラチラ見かけました。なんか聞いたこ…

EvernoteとGoogle documentのOCR機能を比べてみる(中国語) その2 - スキャナの解像度はあんまり関係ない

今回の記事は短いですし、役立つ情報はありません。ちょっとした続報だけです。前回、このお題で記事にしたときには、スキャナの解像度は(その機会でデフォルトの)300dpiで試して、Evernoteは残念ながら全滅、Google Documentは漢字の部分は、まあまあそこそ…

ピンインの変換 その2

前回書いたのは、内部的に保存されている(と仮定した)声調番号を後ろに付けたフォーマット(以下、保存用フォーマット)のピンインから、いわゆる表示用フォーマットに変換するロジックの話でした。一応、それとは逆のパターンも考えてみたいと思います。 どん…

ピンインの変換

日本人(だけじゃないかな?)が中国語学習をする上で一番大変なのは声調を覚えることというのは前にも書いたとおりです。そこで一生懸命覚えることになるのですが、例えば自分で電子的に単語帳を作る、それが本格的なDBだろうがExcelだろうが、ピンインの処理…

EvernoteとGoogle documentのOCR機能を比べてみる(中国語)

つい昨日のことなんですが、Google Documentに多言語OCR機能が付いてるという事を今更ながらに知ってしまいました。(苦笑)長年愛用しているEvernoteにも同様の機能がありますが、英語+日本語というように、英語とその他1言語しか選べないので、これまでは「E…

Filemaker to Python (5) - Updateを試す

Select, InsertときたらUpdateも試しておこうということで、コードを書いてみましたというお話です。 上書きのルール 既存のレコードをUpdateするにあたって、何かしらのルールを決めておく事は重要だと思いました。例えば単語のDBを例にすると、単語そのも…

Filemaker to Python (4) - Insertを試す

中国語学習のDBのプラットフォームとして、Filemakerを使ったのはいくつか理由があるのですが、大きかったのは当時WinとMac両方の環境を使っていた事と、途中からFilemaker Goが出てきたので、そのままiPadとかでも勉強できるかも(実際にはやらなかったので…

Filemaker to Python (4) - パターン検索

とりあえず文字化けというか文字が途切れる問題は回避でき、Filemakerのデータベースにアクセスする手順は整ったと言えそうです。Filemaker ODBCドライバ経由で使用できるSQLについては、この資料の中に書いてあります。ただ、今回は中国語の単語のデータベ…

Filemaker to Python (3) - 途切れた文字列

前回、PythonからFilemakerのテーブルにアクセスする事に成功はしたのですが、検索した文字列の2文字目以降が途切れてしまうという問題が発生しています。ちなみにODBC側でログを取るオプションを使っても何も吐き出されていませんでした。 ちょっと実験 Sel…

Filemaker to Python (2) - Python側の準備

前の記事の続きです。 pyODBCのインストール これは、ホントにそのままesay_installであっさり行きました。 $ easy_install pyodbc Searching for pyodbc Reading http://pypi.python.org/simple/pyodbc/ Reading http://code.google.com/p/pyodbc Reading h…

Filemaker to Python (1) - ODBCドライバを入れてみる

これまでとちょっと毛色の違う話と感じるかも知れませんが、これも技術ネタなのでここに書いておきたいと思います。 なぜいきなりこの話? 先日、中国語の単語のデータベースを持っているという話がありましたが、Filemaker Pro 12のデータベースに入ってい…

あ、確率の話か (中国語の声調を推測してみる) その3

懲りもせず第3弾の記事です。前回、xin, cheng, gongという音の声調には偏りがあるというデータを出したのですが、もっと顕著な例もあるよというお話しです。 もう一回前提の話 誤解を招きやすい表現なので、きちんと補足しておいた方が良いと思います。今回…

あ、確率の話か (中国語の声調を推測してみる) その2

引っ張った昨日の話の続きです。 どんなデータを作ったのか。 チラ見せするとこんな感じ。元となったデータは、ピンインを純粋な発音の部分(子音+母音)と4つある声調(あと軽声も)に分けてマトリックス状にしました。発音の種類は395種類あり、それぞれについ…

あ、確率の話か (中国語の声調を推測してみる) その1

今から一ヶ月ぐらい前に、自分の持っている中国語単語DB(5800語ぐらい入っているはず)のデータをいじった話を記事にしました。Accessing Chinese word database Analysing Chinese words 2 Pick up combination of Pingyin and Chinese charactersこの単語DB…

結局NLTKで何をやりたいのか

この本の写経も気がつけば第6章に突入して、この本のボリュームからすると約半分というところまで消化してきています。入門 自然言語処理作者: Steven Bird,Ewan Klein,Edward Loper,萩原正人,中山敬広,水野貴明出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: …