Azure Notebookを試してみた
機械学習をどこでやってますか?
これまでの機械学習本では、自分のローカルマシンに環境を構築してやっていたけど、ローカルでやるということは、使うマシンごとに環境を構築してというのが意外に面倒になるような気がしていました。一方で、先日やっと完走したGoogle Cloudの機械学習のコースでは、それとは逆にすべてをクラウド側に置くというやり方になっており、ある程度大きなモノを扱う場合は、こっちなんだろうなとアタマで理解したものの、GCPのデータラボの立ち上げにあれだけ時間が掛かってしまうと、これは手軽ではないなというのと、GCPのフリートライアル期間1年が終了してしまったので、どうしたもんかなと思っていたところに、丁度良さげな環境を見つけました。
notebooks.azure.com
これです。それを早速試してみたというおはなしです。
Try it now!
試すだけタダということで、早速やってみました。自分の場合、Microsoft Accoutを持っていたので、それに紐付けて自分の環境をサクッと作ってしまいました。
お試しの中には、いくつかサンプルが入っているので、ひとまずComparing Machine Learning Modelsといういかにもそれっぽいものを選んでみることにしましょう。
Githubと同じようにCloneボタンがあるので、自分の環境に持ってきて弄ってみれば良さそうです。
適当なプロジェクト名を付けてクローンします。
クローンしてきたものの1つを開いてみましょう。
ここまで来れば、もう見慣れたもんですね。
気になるところは?
サクッと触ってみた限りでは、GCPのデータラボより手軽に使えるし、これまでローカルで動かしていたものより、少しだけモッサリしている感もなくはないですが許容範囲ですね。ちなみに、Anacondaに入っているものは一通り入っているとのことで、環境構築に時間を取ることもなさそうです。
気になるお値段については、FAQのところにこう書いてあります。
Is it really free? What's a catch?
Currently the service itself is free. This may change in the future, but we hope to always have a free tier available.
いつかは有料になるかも知れないけど、それでも無料プランを用意するつもりとのこと。
ということで、普通に使う限りにおいては、こちらを使おうかなという気になっています。
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