中国とAI
Pythonをベースにした機械学習本は、このブログの中でも何回も取り上げてきているものの、何冊も読んできて、だいたい傾向的なモノはだいたい似たり寄ったりだなぁというのを感じています。さらに言うと、方法論的なモノは所詮研究者には叶わないのだから、それをどう使うかを考えることが重要なんだよなというのしみじみ感じる今日この頃でございます。
ところで、以前読んだこの本に、ここ数年のDeep Learningの趨勢みたいなものがあり、Imange Netのコンテストで中国系のチームが上位を占めてきたというような内容がありました。
scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習
- 作者: Aurélien Géron,下田倫大,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それを裏付けるような記事も。(ちょっと古いけどね)
最近でも、中国のAIのニュースは日本語だけでも結構流れてくるので、
前置き長くなったけど、この本を読んでみることにしてみました。
AI Superpowers (International Edition): China, Silicon Valley, and the New World Order
- 作者: Kai-Fu Lee
- 出版社/メーカー: Mariner Books
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: ペーパーバック
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日本語のニュースだと監視社会とか、すこし違う方向性で語られることが多いけど、中の人から見るとどんな感じなのかというのを知りたいと思ったわけです。
どうでもいいけど、最後の"the new World Order"ってのは、キッシンジャーのこの本を少し意識しているよね。