母艦交換

 

何故か、この子が我が家にやってくることに。 

Apple Mac mini (3.0GHz 6コアIntel Core i5プロセッサ, 256GB)

Apple Mac mini (3.0GHz 6コアIntel Core i5プロセッサ, 256GB)

  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Personal Computers
 

多少盛って、メモリ32GBのCPUは6コアのi7にしたのもありますが、最近のMacはお高くなったなぁという印象しかございません。

 

我が家の母艦は、長い間MacBook Pro 13" 2013だったのですが、こちらは前回購入時にモリモリにしたためか、まだまだ普段使いではサクサク動いてくれています。あえて言えば、バッテリがヘタって1回交換したのと、512GBのディスクの容量がギリギリになってきたぐらい。 なのでリプレイスという判断にはなりづらい訳です。

 

と言いながら自分で伏線を張っていた

1ヶ月近く前の話ですが、会社のマシンがMacになったので、オフィスで作業する時に外付けキーボードが欲しいなということで、こいつらを調達していました。

Magic Keyboard - 英語(US)

Magic Keyboard - 英語(US)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers
 

 

Apple Magic Trackpad 2 - シルバー

Apple Magic Trackpad 2 - シルバー

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers
 

ところが、オフィスに持って行って使ってみると、デスクが手狭になり何だかしっくり来ない。 ということで仕方なく自宅へ回送。自宅のデスクには、MacBook Pro "13とMac mini 2009があるので、組み合わせて使うなら埃をかぶっていたMac miniの方かなと思って接続をしてみたら、こんな事になりました。

 

 

2009年のMac miniでは、El Capitanまでしか上げることができません。それでもサクサク動いてくれれば何の不満もないのですが、

 

 

これだと用途も限られてしまうなぁ、はいお気づきですね。いつのまにかMac miniを置き換えようと自分の頭の中での議論がすり替わっていました。

 

置き換えるからには母艦にしよう!

ということで、注文してから約1週間。現物がやってきました。せっかくディスク容量が倍の1TBになり、メモリも4倍(32GB)と潤沢になったので、これからはMac miniを母艦として使うことにしました。自由に場所を動かせないので、自宅のデスク以外で作業するときは、MBP "13を使い続けることになりますが、家の中なら「画面共有」を使えば、外見はそのままにしてあたかもマシン自体がパワーアップした体(てい)にすることもできます。

 

さすがに外から接続することはないと思いますが、あれやこれやいろいろ試したい今日この頃です。

 

 

メモ:自社株売却時の確定申告

確定申告は面倒くさい

ここ数年、毎年この季節になると確定申告を行ってます。

年収が2000万円以下でも、前年の医療費が10万円超えたり、ふるさと納税だったりで還付が受けられるのであれば、やらない手はないです。還付だけなら、嬉々としてやるのですが、今年は少し事情が違ったので備忘として残しておきます。

 

自社株を売ったった

外資系だと福利厚生の一環で自社株が貰える、もしくは割引価格で自社株を購入する権利が与えられたりします。仮に株価が横ばいだとすると、割引率分だけ実質値上がりしたと見做せるので、かなりお得な訳です。

 

自分のような老害おじさん(笑)の場合、勤続年数が長いが故に、そこそこ積み上がっており、昨年秋にその一部を売却することにしました。売却そのものも、少し値が跳ねたときに売り抜けることに成功。とは言え、今となっては全額別の株を買ってしまったので、手元には残ってませんが…。

 

どう計算すれば良い?

今回売却した株について、どのように取得したかを調べるところからスタートしました。ざっくり言うと、2012年、2015年、2018年に計4回に分けて取得しており、一定の割引率で購入したものが2回、ボーナス株と言って無償で付与されたものが2回ある事が判明。

 

これらの市場価格と異なる価格で入手した株について、どう申告書に書くのだろうと考えていたところ、よく考えるとある事を思い出しました。株を購入または付与された年に、市場価格との差分を通常の給与以外の収入として申告していたのです。となると、割引分の所得は既に申告済みなので、取得価額の計算は市場価格を使えば良さそうです。

 

あとは購入時の換算レート(自社株がユーロ建てのため)を調べてきて、Excelで当日の株価、購入株数、換算レートから日本円を求めて合計すれば、取得価額は求められます。売却時については、日本円に換算されて振り込まれたところまでの明細があるので、それらの情報をそのまま使えば、手数料などは分かります。

 

これで確定申告書に記入すべき情報は大体わかったので、あいつの出番です。

 

こいつが最大の敵かも

ふるさと納税などで毎年申告しているので、慣れているつもりでも、毎回e-taxのこの画面で途方に暮れるところからスタートしてます。

 

手続きが簡単になると言われてマイナンバーカードを作ったのに、カードリーダーがないとダメとか、カードリーダーなくてもスマホがあればとか言いなが、スマホで同じ画面グルグル回ったりして、結局プリンタに印字してそれを郵送する方式に落ち着いてます。ただ、毎年少しずつ提出書類が簡略化されているのはいい兆しです。今年は、マイナンバーカードのコピー以外では、ふるさと納税の領収書だけでOKとのこと。

 

何はともあれ、最後に書類をレターパックに詰めて投函して完了でございます。

この時期の臨時支出は痛いですが、これでスッキリしました。

 

機械学習お試し環境(2020初春版)

半年以上前にAzure Notebookについて取り上げたのですが、その後ちゃんと?Google Colaboratoryも試しているよというお話です。

前提として、以前はローカルにJupyter Notebookを入れて試していたものの、複数マシンを使い分けたりするときに面倒だったり、そもそもiPadだと使えなかったりという問題点があったんだけど、Cloud化してくれたおかげで諸々の問題が解決したんだけど、どうやって使い分けるのかという自分なりの回答を考えてみました。なお、自分の場合は、今のところPythonしか使っていないので、Google ColabがPythonだけというのは問題になりません。

Azure Notebook

notebooks.azure.com
Azure Notebookについては、以前の記事でも取り上げているので、ざっくりとした使用感はこちらを。
deutschina.hatenablog.com
UIもこちらの方が洗練されており、Githubのレポジトリをクローンしてくると、レポジトリを1つのプロジェクトとしてフォルダ分けしてくれるので、クローンしてきたものをそのまま試してみるというのであれば、Azure Notebookを使うのがお手軽なのは間違いないと思います。

ただ、扱うファイルサイズやメモリの上限がGoogle Colaboatoryより低めに抑えられているので、少し大きなデータセットを扱おうと思うと、メモリエラーが出たりするのが、少し興ざめするポイントかもしれないです。

Google Colaboratory

colab.research.google.com
容量という意味では、Google Colabratoryに軍配が上がります。ただし、編集したJupyter Notebookは、Google Driveの特定のディレクトリに保存しないといけないこと、Google Drive内のファイルを参照する場合は、ドライブをマウントしないといけないというのが、少々使いづらさを感じる点だと思います。例えば、Githubのレポジトリをクローンしてきて、Jupyter Notebookのファイルの中で別のファイルを参照をしていると、「そんなファイルやディレクトリはありません」と怒られるので、その都度参照する場所を書き換える必要があります。

この「書き換え方」は大きく二通りあって、レポジトリをGoogle Driveにクローンした上で、そのディレクトリをマウントして参照するのと、もう1つはクローン元のレポジトリ上にあるファイルをraw.githubsercont.com/(repo)/master/(file)という感じで直接参照してしまうというのもありかと。

自分の場合は、参照元のレポジトリを自分のGithubレポジトリ上にforkしてきて、それを直接参照するのがお気に入りです。これをすることによって、一通り学んで一部書き換えたものをGithub上にコピーしておけば、将来的に容量を使い切った時にファイルを消してもGithub上には残っているのでいつでも見返せます。

ということで、ガッツリ勉強したいときはGoogle Colabratoryを使って、サクッと中身を見てみたい時はAzure Notebookを使うという棲み分けが自分の中で出来つつあります。

Google Cloud Platformによる機械学習システム構築

Google Cloud Platformによる機械学習システム構築

Python for Financeの日本語訳が出ていた(オライリーPython+機械学習本の整理2020初春)

これを書いてから1年ぐらい経ちます。
deutschina.hatenablog.com
その後も、新しい本が次々と出ているので、気になる本をまたまとめてみました。

Python for Finance の日本語版が出ていた

この本は英語版が出るというときに予約していたのですが、発売が延び延びになったのと結構なお値段だったので、いったん予約をキャンセルして忘れ去っていたところ、先日書店の店頭にて日本語版を発見。立ち読みして、やっぱり欲しいという衝動に負けて思わず購入でございます。

「データ駆動型アプローチに向けて」といういかにも後付けなサブタイトルはさておき、こういうテーマに特化したタイトルは良いですね。機械学習に興味があって、入門書に手を伸ばすといわゆる「トイセット」という決まり切ったサンプルデータをゴニョゴニョして、なんとなく良い感じの結果が出たりするものの、リアルな世界との間に何とも言えないギャップがあってと、、、いうのが悩ましいのですが、テーマ特化型の本の場合、少しだけリアルの世界に足を踏み入れてくれているので、ギャップが少しだけ埋まったような気になります。

この本は最初の2/3ぐらいをかけて、Pythonの優位性だったり、データの取り回し方などの入門から入っており、ファイナンスにどっぷり踏み入れているのは、後半1/3というような配分になっています。最初から「ファイナンス機械学習」でやりたい人は、この本だけでも十分かも知れません。逆に、ある程度Pythonを使って他の分野のデータ分析なんかをやっている人だと、前半は冗長に感じるはず。

ちなみに全く関係ないけど、リアルのデータって、もっと乱雑でデータ量多いよねという前提に立っているという意味で、Google Cloud Platformのこの本とかは潔くて好きです。

特徴量エンジニアリングの「薄め」の本

あ、内容が薄いという意味じゃないです。特徴量エンジニアリングに特化した本ということで、この本が出てます。

これも最初は某洋書店で英語版を見かけていたところ、しばらくしたら意外に早く日本語版が出ていたので、購入してみました。テーマを絞って、やや薄めの本の容量というのは、個人的にはアリだと思います。正月休みに実家での暇つぶしに持って行こうかなと思える位のボリューム感。

ただ、特徴量エンジニアリングというテーマだと、以前取り上げたこの本も結構な容量を割いているので、この本をやった事のある人なら、上の本は物足りなく感じるはず。

神本に2nd Editionが登場

個人的に現時点での機械学習の「神本」だと思っているこの本。

scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習

scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習

2nd Editionが英語版で出版されました!
Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn, Keras, and TensorFlow: Concepts, Tools, and Techniques to Build Intelligent Systems

Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn, Keras, and TensorFlow: Concepts, Tools, and Techniques to Build Intelligent Systems

  • 作者:Aurélien Géron
  • 出版社/メーカー: O'Reilly Media
  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: ペーパーバック
第2版はタイトルにKerasが含まれていたり、初版から300ページぐらい追加されているのよね。これは日本語を待たずに買うべきか迷うところ。。。

Macの日本語キーボードをカスタマイズする

最近、仕事用のマシンがMacbook Pro 13"に変わりました。プライベートでは12年ほど前からMacを使っているものの、仕事用のマシンとなると、使用頻度が格段に上がるので、これまで慣れきったThinkPadからのギャップに苦労することは覚悟していたものの、意外なところで落とし穴がありました。

仕事用(=会社支給)なので、キーボードなどは選択できず日本語キーボード。一方で、自宅用のMacだったり、iPad用のキーボードはUSキーボードを使っていました。少なくともキーボード周りなどは、普段使いで慣れているから大きな障害にならないと思っていたのですが、これまで使っていたThinkpadの日本語キーボードともキー配置が微妙に異なっており、こんなぼやきが。。。

てな具合で、このままでは生産性ががた落ちすること間違いないので、キーボード設定を少しいじることにしてみました。

まずは、入力言語切り替え時に使うショートカットをプライベートのMacで慣れ親しんだ⌘+SPACEに変更、一方でSpotlight検索用のショートカットはCtrl+SPACEとなるように入れ替えてみました。それでも、Ctrlキーの場所が気持ち悪すぎるので、この設定を変更してCAPS LockとCtrlキーの位置を入れ替えることに成功。

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これで大分楽になったものの、Fnキーが右側にあるのが使いにくい。。。自分はあまり使わないOptionキーと入れ替えてしまおうかと思う今日この頃です。

これ以外にも、仕事関係の諸々の設定の移行などが大変でしたが、これはここには書けないので。。。

Magic Keyboard - 英語(US)

Magic Keyboard - 英語(US)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers