実家のネット環境をもっと快適に

年末で実家に帰ってきてますが、光回線を引いているわりに、時々WiFi接続が途切れたりしてからの何だかイマイチ。原因は完全に特定できていないものの、WiFiルーターを設置しているのが、実家の建物の2階の隅にあって、1階の中央にある居間では受信状態が良くないのではと想像して、コイツを導入してみました。

 

 

これで、実家のネット環境も快適!と言いたかったのですが、一筋縄で行かなかったので顛末を書いておこうと思います。

 

すべてはWiFiルーターの交換から始まってた

実は中継器を入れる前に、そもそも古くなったWiFiルーターの切り替えを春ごろに行なっていたのです。

 

この切り替えをやった時に、初期設定ガイドに促されるまま、これまでと同じSSIDが使えるから良いやと深く考えずに自動引っ越し設定というのを使って移行してしまったのがケチのつき始め。せっかく5GHzのネットワークが使えるのに、移行されたのは2.4GHzだけだということに最近まで気づきませんでした。

 

WPS何それ美味しいの?

中継器を買ってきて、これまた自動設定ができるということでWPSを使って設定してみたところ、なんとなく設定できて動くんだけど、しばらくすると接続が途切れることが頻発。説明書やネットに転がっている情報を見てみると、WiFiルーターから出ているSSIDとは別に中継器が独自に出しているSSIDが出ているとのことで、そちらを明示的に選択してみると、しばらくすると勝手にWiFiルーターが出しているSSIDに切り替わっている。何でだろうと思って、中継器を見てみると、親機(WiFiルーター)との接続を示すランプが消灯している。親機を再起動すると復活するんだけど、これでは意味がない。

 

 WiFiについては素人ではないので、いっそのこと親機、中継器ともにマニュアルで再設定することに。こうやっていくうちに原因が炙り出されてくるのではないかと思って。。。

 

常識を疑え

自分でマニュアルで再設定をしてみたけど、残念ながら結果は同じ。再びネットにお世話になると、親機と子機(中継器)の間の接続が不安定な場合に発生する現象らしい事は判明。中継器の側面には2.4GHzと5GHzを切り替えるスイッチがあって、この時点での設定は2.4GHz側になっていました。

 

我が家の場合、親機は2階、子機は1階にあるので途中の障害物が多く、障害物に強いのは2.4GHzだし、そもそも初期設定マニュアルでも、初期設定には2.4GHzにしておけと書いてあるので、無条件にそれに従っていました。でも、敢えて5GHz側にするとどうなるのかなと試してみることに。

 

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本体横の2.4GHz/5GHz切り替えスイッチを5GHz側に切り替えて再設定して、再起動した後に状態をチェックしてみると上のような感じに。2.4GHzのときは、左側のアンテナマークも3本表示されていて良い感じだったけど、5GHzに変えると感度が下がって2本表示になってしまいました。

 

こりゃ失敗したなと思ったものの、しばらく使っていても接続が途切れることはなくなりました。5GHzの方が障害物に弱いという先入観を持ちすぎていたのかも知れませんね。これで、ひとまずネットの接続は家のどこに居ても安定するようになりました。

 

めでたしめでたし。